呼ばれないといけない国インド
「屋久島」と「インド」は、呼ばれないと行けない場所と聞いたことがある。縁がないと行けないらしい。
私は小さい頃屋久島に行ったことがあるが、凶暴な野生の猿にポテチを強奪された記憶しかない。
話がそれた。私はインドに呼ばれていないので、インドに行ったことがない。話に聞くインドの濃さの中では、たぶん私は溶けてしまう。
でも国民が半分インド系の人の国フィジーに行ったことがある。上の写真はフィジーにあったヒンドゥー教のお寺の写真だ。ちょっとしたマイルドインドと言っても良いのではないか。
フィジーの成り立ちとして、昔植民地時代にインド人がたくさん来たことから、国民の半分はフィジー人、だいたい残り半分がインド人となっている。
留学中に寮ではなくホームステイを選んだ人は、インド系のお家かフィジー系のお家に行くことになっており、インド系のお宅になった人は毎日カレーを食べているとのことだった。
ちなみに毎日カレーって味同じじゃん!は日本人の感覚であり、本場の方は具材によってスパイスを変えるから実は毎日違う味なのであるらしい。ふむふむ
また話がそれた。
フィジーにいた頃、友達と映画でも見に行くか、となった。それでなぜかインド映画を選んだのだった。
初のインド映画。うろ覚えだけどたぶんヒンドゥー語で話されていて、字幕が英語だった気がする。
「映画」が外国語勉強中の人にとって理解するのが難易度が高いものらしいというのは後から知った。確かに映像からなんとなく流れは分かるものの話している内容はなんのこっちゃ分からなかった。
あらすじは全然覚えてないのだけど、何しろボリウッドは映画の時間自体が長いし、その中でも「ダンスのにあてる時間長すぎないか」と思ったわけである。
インドの映画にダンスが付き物なのは、インド内にたくさんの民族とたくさんの言語があることから、見るだけでも楽しめるようダンスがふんだんに盛り込まれているらしい。
インドで俳優として成功するためには、あんなキレの良いダンスを踊るのが条件になっているんだろうなと思った。
わたしの数少ない映画視聴の偏見からは、アメリカ映画は「ドカンと爆発があって最後ヒロインとキスして終わる」、インド映画は「踊る」、韓国映画は「問題提起」という感じだなと思った。
最近YouTuberの佐々木あさひさんの、インドダンス完コピの動画を見た。あんなに踊れるのかっこいい。ぜひ見て元気を出してほしい
産後ダイエットとしてインド映画ダンスとかどうかな、と思った。
立ってゆらゆらあやすだけだと実はしんどくて、こないだYouTubeでインドダンスを見て足のステップだけまねしてあやしてみたけど結構楽しかったので、けっこう良いかもしれない。
これは見てみたい映画↓
インドの影の部分が書いてあった本