I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

吾唯知足と唱えながら物を買う矛盾

物欲が止まらなくて困っている。

 

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数ヶ月前はポーチが欲しくてたまらくなり二つも買った。

そんな色々と持ち歩くものはないのにポーチばかりを買ったものだから、無理やり役割を割り振って

一つはマイバッグ入れ、一つは飴ちゃん入れ

に就任してもらった。

 

私が物を買った、と言うときにはだいたいメルカリやリサイクルショップとかで、

新品を買えず経済を回せていないふがいなさと、でもエコの観点からみればまぁいいじゃないかとなぐさめる気持ちが混同している。

 

最近は腕時計が欲しくてたまらない。

 

仕事柄、腕時計は手指消毒の妨げになり不衛生だし、介助が必要な方の皮膚を傷つける可能性があるため、仕事中は腕時計ができない。

また、私生活でも時計はスマホで事足りる。

つまり腕時計は不必要なのである。

 

なのに欲しいのである。

いつ付けるんや、もっと課金する部分があるじゃないか、顔とか脱毛とか髪とか、と天使は説得してくれるわけだけど、

悪魔は 仕事頑張ってるじゃん 家事もやってるじゃん 好きなもの買いなよ〜と誘惑してくるのである。

腕時計を買うならRosemontというブランドの、ゴールドで繊細なチェーンの編まれた小さい時計が可愛いな〜と夜な夜な眺めている。

40000円以上するので、ピョイとは買えないけどたぶん悪魔が勝利して買う日も近いかもしれない。

たすけてください。

 

そして物欲は止まるところを知らず、またブローチなんかが欲しいのである。

何かを読んでいて「ブローチは、付けない人は一生付けないアイテム」という文言が出てきた。

おそらく私はそのブローチをつけない人側でもあるにも関わらず、ブローチが欲しいのである。

これもまた夜な夜な可愛いブローチを求めてうろうろとネットサーフィンをしている。

 

特にメルカリなんかは気軽に立ち寄れる蚤の市みたいなものだから、「なんだそのブローチ!?」みたいな面白いデザインのものが掘り出し物でよくあるし、普段お目にかかれないような超高級なブローチも簡単に見れて、とても楽しい。

 

ブローチもいつか悪魔に負けて買っちゃうかなあ…

最近気になってるのは不思議なデザインのベネチアングラスの猫のブローチと、星にまみれた蝙蝠のブローチだ。

 

お金持ちじゃなくて良かった、私たぶんお金持ちだったら欲しいものすぐに買って山ほどものが増えると思うもん

 

あとは、私の好きな輸入雑貨屋さん経由で初めて知ったアクセサリーの一つで、スカーフクリップというものがある。

私はスカーフを付けないので、スカーフクリップ欲しい!とはなってないものの、

インスタで探したところスカーフとスカーフクリップでさまざまな形で首元を彩る技を紹介するアカウントを見つけて、奥が深いなぁーと思っています。

 

何か欲しいものがあるときは、それを全部足して合計を出して、「意外と安いじゃん」と思っ

て全部買うという清水の舞台からの飛び降り方もあるんじゃないかなと思います

知らんけど

 

◼️本が思いつかない

必要でないのに買ってしまい、それに無理やり役割を当てはめる。

今読んでる本が「ブルシットジョブ」というやつなんだけど、無理やり役割を与えられたポーチ2つは「ほんまブルシットジョブやな」と思ってるかもしれない…

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論