I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

2022-01-01から1年間の記事一覧

「人の胃は本来、拳大程度」という言葉を見て暴食が少し減りました

書いては下書きへ保存、書いては「あんまりだな」と思って破棄、をしていたら間が開いてしまった。 特に誰が読んどる訳でもない、路地裏の小さい客の全くこないどうやって生計をたててるのか分からない店みたいなブログだ。 リハビリがてら色々書いてみよう…

芸術は“視点”を取り入れるものだからつまりは哲学に近いのか?

ごく短い旅行ではあったけど、豊島と直島に行って来た。 調べる力があまりないので瀬戸内国際芸術祭の期間中だったことを知らず「やべ、人が多い時にいっちゃったぜ」というのが失敗だったけど 今回は三つの作品が心に残ったので記録しておこうと思う。 ----…

それを信じることによって自分の何が救われているのか

この仕事をしていると本当にたくさんの人に出会う。ありがたいことである。 こないだは90後半のおじいさんが「大事なのは自分に勝つこと。人の話をよく聞くこと。」と繰り返しお話しされていたのがなんとなく心に残っている。その言葉が人生の教訓になるまで…

散歩の記録

仕事終わりに子供を保育園に迎えにいくときはすでに結構疲労困憊なのだけど、 子供の方は体力が有り余っているので家に帰りたがらず、チャリで5分程度の帰り道のはずなのに1時間半とか散歩しながら帰ることになっている。 子供が欲望のまま歩くのを見ている…

気づかなかった落とし物一覧とかも面白いかもな

眠れないモードに入ってしまった、また一週間始まるというのに日曜の夜から夜更かしで先が思いやられる。 唐突だけどここを読んでいる人達は脱出ゲームをしたことがあるだろうか。 脱出ゲームにも種類があるだろうけど、私がやったのは何の変哲もない普通の…

物が語る話を聞けるようになったらいいな

面白さに打ちのめされることは人生でそんなに無いと思うのだけど、先日国立民族学博物館に行ってあまりにも面白くて打ちのめされた。 国立民族学博物館は、世界各地のものをこれでもかとかき集めてある博物館だ。 オセアニアの地域から始まり、西回りに地球…

記憶には残らぬ今日を生きている子にふくませる一匙の粥 俵万智

仕事では、お食い初めならぬお食い締めに関わることが多くある。 病気や老衰によって「これ以上食べたり飲んだりしたら危険」と評価する仕事をしているのだ。 本人に食べる意思が全くないのなら安全を考慮して食事はもう終了としても良心はそこまで痛まない…

魚介類と火が私のラッキーアイテムらしいわ

さて、妙齢の女性はヨガと占いにハマるといったようなのを昔見たことがある。 それを見た時、ヨガにはすでにハマっていたのだが、つい最近面白そうな占いがありお金を払ってしてもらったので、これで妙齢の女性がハマるものコンプリートをした。 その占いと…

1人で美術館行きたい 金が欲しい

「いいなぁ〜」と思う展示はだいたい東京で、東京の家賃が高い理由はこういうことなんだろうな、と思う。 圧倒的な量にすぐアクセスが可能、という環境にお金を払っているんだろうなと。 最近は、昔よりこまめに、行ける範囲の美術館や博物館の展示の内容を…

最近仕事について思ったことあれこれ

吉野弘さんの詩集を読んだ。 その中で「最も鈍い者が」という詩を読んでいて「それぞれの分野の核心に最も鈍い者が それぞれの分野で生涯を賭けるのではあるまいか」とあった。 おそらく、心からその仕事を切望し、夢を叶え、仕事に誇りを持つ人はこの言葉に…

思い出のつぶ集め

よく晴れた昼下り たくさんの赤い実がなったトマト畑の中で 数年前母を亡くした若い女性が 母を思い出して泣いていた ○フィジーの小さな島から さらに小さな島に行くための木だけでできた船着場で 海は日暮れで銀色になって凪いでいて ボートを待っている時…

たくさんの沼があるので温泉のようにつかりにいく

とある本を読んでいて 「言葉を口にすれば、必ず誰かを傷つける。絶対に傷つけないように細心の注意を払って遠回しな言い方をすれば、誰を傷つけないために何を口にしないようにしているのかが逆にはっきり輪郭をあらわす。ちょうど切り紙をつくった時に出た…