I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

虫は好きかい

虫は好きかと尋ねられたら、苦手だけど生態は興味がある、と言える。

つい最近ずっと読みたかったファーブル昆虫記を手に入れて、読んだのだ。これがめちゃめちゃ面白かったので、今日は虫の話題にしたくなった。

 

①中学生の頃、祖父母の家でぼーっと天井を見上げいた時、ふとクモの巣があるのを見つけた。

クモはちょうど、巣の張替えを行なっているようだった。

手を器用に使って、くるくるくるくると古くなった糸を丸めては、下にポイ、と捨てていた。

へー、こんな風にメンテナンスするんだー、と思っていた。

次の日見上げるとクモの巣は無かった。整理整頓が上手で綺麗好きのじいちゃんが取ってしまったのだった。

 

②今の家で、一匹のハエトリグモが住んでいたころの話だ。

だいたい植木鉢の周りをパトロールしている小さい蜘蛛だった。見つけるたびに写真を撮っていたし、伝わらないけど挨拶はしていた。

最近見ないので、観葉植物に陽を当てるため外に出す時に、一緒に出してしまったのだろうか。

気になる子だったので、なかなか寂しい。

 

③不思議な話。フィジーの離島に友達と行った時に友達が見つけたのだけど、

一枚の葉っぱにカラフルな虫が集まっていた。

f:id:sapphirina:20190311204524j:image

この虫達にしか分からないこの葉っぱの物件の良さがあったのかもしれない。

 

④怖くない虫は珍しい。

私が恐怖を感じないのは、ハチ、クモ、てんとう虫、アリ、蛍、蝶々、尺取り虫、てんとう虫、もしくは自分の小指の爪よりも小さい虫のみだ。

f:id:sapphirina:20190311204507j:image

カナダで出会ったツートーンカラーのふわふわの毛虫は例外だった。農業をして働いていた時に、人参に紛れており、まわりの人達がこれは触れる毛虫と言って教えてくれたのだった。

よく見ると水滴がついている。寒かったろう。

 

虫は本当に苦手だけど、植物と同じくらい、地球の縁の下の力持ちですので、ちょっとだけ克服したいな、と思っている。

 

虫は虫でも怖くない本

私は「虫愛づる姫」を読んでみたい。

くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)

ファーブル昆虫記 (1977年) (春陽堂少年少女文庫―世界の名作日本の名作)蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

 

3.11   8年経ちましたね。