I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

花を買うこと

花を買って飾る人は、本当に余裕のある方だな、と感じます。人としても、金銭的にも、生活を良くしたい、という意欲に関しても。

かっこいい。

 

私は花を買う習慣は全くないので、花瓶を持っていないし、花を飾るのはお祝いや別れでもらった時くらいです。

やっぱり花束をもらうと嬉しいし、なるべく長持ちしてくれ〜と思います。

 

ただドライフラワーにはしません。ズボラなので埃まみれになったらそれこそ悲しいからです。一回バラの花びらでポプリを作ったけど本当にいい匂いがして驚きました。

 

こないだは、葬式があって、大きくて綺麗なお花をたくさんもらったわけですが、

家のコップや茶碗なんかじゃ歯がたたず、

バタンバタン倒れてそこら中水浸しにしてしまったので、

夫のでっかいプロテインの容れ物に水を張って入れておいたわけです。

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へったくれもない飾り方だな

 

故人は豪快で椀飯振る舞いな人だったので、このとんちんかんないけ方や花瓶を見たらたぶん「良い花瓶こうたろか?」くらい言われそうな気がしています。

この花たちはだいぶ長持ちしてくれました。

 

花を買う生活をしてみたいな、と思うわけですが、どうしても、お金が気になるのと、いつか萎れてしまう花を見たくなくて、自分から買う勇気はありません。

 

色が悪くなった花からもいで、枝の汚くなった部分を切りながら、短くなっていく花を見たくないんだなあ、と。

 

小さい頃は、可愛い花があれば違って持って帰るようなこともあったけど、

今は、咲いてる花はひっそりさせとこ…と思うようになりました。スミレとかさ。

老婆心かなあ。

 

今であれば、チューリップとかミモザとか可愛い!と思うけど、買うとなるなあ。安くても390円、に躊躇してしまう。390円で2週間ほどの幸せを買うかどうか、という選択なのです。

 

どうせならチューリップは鉢植えで愛でたいし、ミモザは庭に植えたいのだ。いつまでもそこにあってほしい、という執着の現れなのでしょう。

 

今は外が楽しくて、モクレン沈丁花も咲いてるし、あとは日本人大好き桜の季節だし!

いいね!春!人間の中の野生の血が騒ぐのだろうね

 

花といえば、昔、家に帰った時に百合の花束が机の上にあって、

夫がたぶん誰かから貰って、机の上に置いて、どこか遊びに行ったと思うんですけど、

「百合の花束がある」とラインしたら

「食べていいよ」と返事が返ってきて

ニヤッとなったのを覚えています

 

関西の人の返しってすごいなと思う

 

ちなみに春に咲く花の50%かなんかは黄色らしいよ、面白いね

 

園芸と文化  江戸のガーデニングから現代まで

この本面白かったよ、内容は覚えてないけど笑

しあわせの花飾り

そっか〜レイって南国の花だけじゃなくて日本の花でも、葉っぱでもよいのか〜と思った本です