I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

8月になっちゃたし、それもじきに終わる

恐ろしいことに数ヶ月経ってしまった。

書きたいことはあるのに、体力が追いつかなかった。

 

今日は、大した仕事もしていないのに、全速力でやっても終わらずに長時間の残業をして、ほとほと疲れて

 

普段は一人で餃子の王将で餃子を食べてスタバに寄ってチャイティーラテでも飲めば元気が回復するのだけど、

今日はなんかだめだった。

 

雨上がりで湿気た夜の中、なんだか本当に疲れた中歩いて、カナダで出会ったふわふわの触れる毛虫を思い出して、泣きそうになった。

 

私を癒してくれるのは、そういった、やっぱり私にとっての、思い出の中の砂金みたいな小さな粒なのだよ。

 

唐突だけど、子供が欲しくて一年経った。

今月は、生理が遅れたものだから、「もしかして!」と期待したのだった。

「今週日曜日までに生理が来なかったら、本当にもしかしてだ。」と思ったけど、日曜まで持たなかった。

ただ遅れただけで、今日生理が来てしまった。

 

ただでさえ体がだるく、子宮が痛く、股間が不快で、下痢にもなってしまう体調なのに、

ここ一年は「まただめだったのか」というダブルパンチになりつつある。

 

私は今非正規雇用で、2年契約だから、今年で契約が切れる。また、一から仕事を探さなくてはならない。

 

「子供は正社員になってからがいいよ。」

「妊活するようになる前に永久脱毛した方がいいよ。」

「赤ちゃんかわいいよ!見てて欲しくなるでしょ?」

「子供はまだですか?」

「◯◯さんはまだ子供作らないんですか?」

「◯◯さんも、子供できたら寝た後仕事するようになるよ」等々

 

まるで私が非正規だから、ちゃんと避妊して、子供を作らないようにしている、避妊しなければすぐにできる、みたいな発言がどうしてもちくちく刺さるようになった

 

その度に「いやー、いつですかね、非正規なので、まだ難しいですね」などと言い訳してて。

非正規なのが、今は他人が気兼ねなくいられる反応として使える盾になっててさ。

 

もしこの盾が無くなったらどうしよう。怖いなあ。

 

仕事柄、高齢の方とお話しすることが多いけど、高齢の、おばちゃん・おばあちゃんからの「お子さんは?」「子供がいないとさみしいよ!」はちくっと刺さることは無いので、それが不思議なんだよな。なんでかなあ。

 

同世代くらいからの言葉が刺さるのよ。ちくちく。ちくちく。

 

誰も私のこと知らない土地に行って、育てられないと手放された赤ちゃんを、代わりに産んでくれたお母さんに感謝して、ゆっくり育てたいなあ。

 

私も、不妊以外のことで、無邪気に、無神経に誰かを刺してしまってるのかな。怖いなあ。

f:id:sapphirina:20190830214647j:image