I swam in the ocean

自分の中の何かしらのアンソロジーみたいなものです

臨月に入ったのでこれまでの記録

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今日から臨月に入った。正産期はいよいよ来週から始まるため、もういつでも生まれてきて大丈夫な機能を赤ちゃんは備えている。

しかし私はといえばまだ「痛いの嫌だ…」「沐浴が分からん」「赤ちゃん触ったことない…」など不安だらけである。

 

これまで妊娠してからベルトコンベヤーに乗せられ、遠くに見えていたゴミの粉砕機がすぐそばまで迫っているような心境である。

 

中には20人以上産んだ女性もこの世にはいるらしいが、今私は妊娠という一生に一度あるか無いかの貴重な体験をしている。

妊娠してからこれまでのことなんて、たぶん一瞬で忘れていくので、その当時知っていれば良かったことも含めてざっくりメモしておく。

 

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⬛︎妊娠1ヶ月目 2019年10月

妊娠前までは知らなかったが、最終生理日から「0週0日目」という数え方でスタートする。つまり妊娠1ヶ月目の前半部分は、お腹に赤ちゃんはいない。

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⬛︎妊娠2ヶ月目 2019年11月

妊娠を待ち望んでいたので、生理予定日あたりから体の調子の変化が分かり始める。

生理が来ない。身体がかなりだるい。身体がほてって暑い。胸がパンパンに張り、乳首がずっと立っていて痛い。生理痛に似た子宮の鈍痛。

妊娠検査薬陽性、病院で豆粒のような「胎嚢」が発見され妊娠確定。

胎嚢が確認できたからと言って、まだ流産の可能性がかなりあるため母子手帳は貰えず。(一応希望すれば貰えるはず)そのためマタニティマークも貰えずちょっと不安を感じる。

2週間後の検診でも無事だったため母子手帳マタニティマークを貰いに行く。

 

→知っていたら良かったこと

私の行った病院では流産の可能性が低くなった時に母子手帳をもらいに行くよう言われ、その時マタニティマークも貰った。

そのため、「妊娠していてもまだマタニティマークをしていない」期間があり不安があった。

実は、鉄道会社の窓口で言えばマタニティマークが頂けるため、電車通勤などの人は心配であれば貰うべきであろう

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⬛︎妊娠3ヶ月から6ヶ月 2019年11月後半から2020年3月半ば

一番近い上司にのみ報告。

•つわりについて

つわりの心配をしていたが、11月後半から漏れなくつわりの洗礼を喰らう。

「吐いちゃった☆食べ物の好みが変わっちゃったよう〜(>人<;)」みたいな感じで、1週間ほどで終了すると思っていたらそんな生温いものでは無く、

横になっても縦になってもしんどい、食べたいものが何もない、喉まで何か詰まっているような感覚や船酔いの気持ち悪さが続いており、数分間立っていると気分が悪く倒れそうになるのが3ヶ月以上続いた。

ネットでも「○週あたりから楽になります」という言葉が至る所に書かれており信じてしまい、「今日こそは…」と無理して出勤したりしていたが結局4ヶ月程度まともに働けなかった。

ネットに書かれている「仕事を休む基準」や「診断書を貰う基準」にうまく当てはまっていない気がして、診断書を貰うことを渋ってしまっていた。そのためやっと診断書を貰った時はすでに遅く、傷病手当も十分に貰えず、時給制のため給料は激減して生活を逼迫。

他にも職場に迷惑をかけている、働けない自分が情けなく精神的なダメージが蓄積する。

 

•電車ではマタニティマークは意味がない

産休に入るまで一回も席を譲られることもなく、優先座席付近でも譲られることなく、一度立ってられなくてその場にうずくまってしまった時も何も声をかけられなかった。

悲しいけどマタニティマークなんて意味ないな、と思った。

中にはたくさん譲ってもらえた経験がある人もいると思うが、「譲られないのが当たり前」と思って、もし電車通勤で立っていられないなら早くに通勤緩和をしてもらい、座っていける時間を選ぶしか無いと思う。

 

•14wあたりから、「お腹の中に何かあるぞ」という感覚が分かり始める 5ヶ月の半ばに夜中子宮のあたりで「ぽこぽこ」と蹴られる感覚が分かる

 

•妊娠5ヶ月時点で名前が決まる

女の子かな?と判明したので、ジェンダーリビールをショートケーキで行う

名前の画数は特にもう気にしなくていいか、素敵な漢字の組み合わせだし気に入ってるし、と名前を決定した

 

→知っていたら良かったこと

•妊婦用アプリなどで「○週がつわりのピーク、段々治ってきます」等の言葉は、「人それぞれ」で一蹴される。全くない人もいれば、生まれるまで続く人もいるため、特に働く妊婦さんは、日常生活に支障が出た時点で診断書を貰うべき。

•診断書を貰って3日は傷病手当は貰えず、4日目から支給される。そのため「来週には治るかも…」じゃなくてもう休んだ時点から診断書を貰うべき(遡って支給されないため)

•もうこれは早く知っておくべきであったけど、無理して時間を短くしてたくさん働くよりも、働く日付を減らして休んだほうがのちのちお得やで…という記事です…

https://times.abema.tv/posts/7000202

Twitterでマタニティアカウントを作成。

近い週数の妊婦さん達の記録を見て、「私も同じや…」とか「良い情報だ!」とか心の拠り所になるためおすすめ。

 

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⬛︎妊娠6ヶ月から8ヶ月 2020年3月半ばから4月終わり

「やっと…!つわりが…!終わった!」となったものの、お腹がだいぶ大きくなってきて別のしんどさが出てくる。

血液量の増加、呼吸数の増加、子宮が大きくなったことにより肺や心臓の圧迫により、普通に歩いて普通に話しているだけなのに息切れと動悸が止まらない。

仕事を再開したものの、世間ではコロナが流行り始める。初期からコロナ陽性患者の受け入れをしていた病院で勤務していたし、電車通勤のため「コロナで子供に何かあったらどうしやう…」と精神的にやられる気を張った生活になる。

海外の妊婦が母子で亡くなった、陽性だったけど回復したなどのニュースに一喜一憂する。

 

胎動が子宮内の一カ所だけだったのが、どんどん大きくなってきたためか子宮目一杯を使って動くため時々痛い時がある。胎動が可愛くて幸せな気分になる。

 

やや仕事場でお腹が目立ってきたためか、気を使ってもらえる場面がちょこちょこ出てきたものの、正直お腹ぺったんこのつわりの時期がしんどかったので、見た目と体調の関係は周りは分からんよな…と思う

 

→初めて知ったこと

•安定期に入ったら、妊娠前に元どおりの体調だ!と思っていたら、全然そんなことない。「つわりの時と比べてましになってくる時期って感じ?」って感じ。そもそも「安定期」は医学的な言葉ではないので、安定期でも無理して良い訳ではない。

•生理10ヶ月止まってラッキー☆と思っていたら、産後の1-2ヶ月悪露という出血があるとのこと。生理の貯金をしている感じ…

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⬛︎妊娠9ヶ月 2020年5月

法律上産前6週前から産休が取れるが、「普通に遅すぎんか?しんどくないか?」と思う。本来であれば5月終わりから産休だったが、コロナに対する心配や、本来希望していた立ち合い、面会、援助が無くなったため泣く泣く里帰り出産に変更しなければならず、早めに産休に入った。

5月から骨盤痛、胃の圧迫による食欲の減退、胃液の逆流、膀胱圧迫による頻尿、動悸、息切れ、貧血、立ちくらみ等々あり活動的に動けず。

何もしないことに「自分ってだめだな」と思うものの、何かしたらすぐ休憩を繰り返す毎日で特に何もせず。お腹の子が元気なら良いじゃん、と自分を慰める。

胎動をカウントするようになる。赤ちゃんの足と背中がわかるようななってさらに可愛さが増す。

無痛分娩に決定するが、無痛分娩も痛そうすぎて今はなんかもう無理ってなってる。

赤ちゃん用の準備を始める。かなり物が必要で、集まったものを見たら金額、量共に多すぎてびっくりしている。

産後に提出の必要な書類系を調べてたらありえんぐらい難しくて、これももうなんか無理ってなっている。

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さて6月になったので、もうあとは生まれるだけ、と思う。予定日は7月だけど、生まれたら、臨月のこととか、出産の記録と、あとパンツの記録を書きたい。

パンツの記録っていうのは、なんか産後のパンツが種類色々ありすぎて意味わからんので、それを伝えたい。笑

 

マークス ポニー・A5/ベビーダイアリー/ブルー CDR-BDR01-BL

これは本じゃないけど、baby diaryといって赤ちゃんの成長を記録するノートらしい。まめなら記録をつけたいな…